- 2020年5月31日
- 2022年8月3日
IFRSにおける営業利益の開示と公開草案の「全般的な表示および開示」
IFRSのPL(損益計算書)において営業利益の記載がない会社を見たことはありませんか?IFRSではPLにおけるIFRSの開示は必須ではありません。IFRSにおけるPLは、どういった項目をどこに表示するかの自由度が日本基準と比較して高いのが特徴です。
IFRSのPL(損益計算書)において営業利益の記載がない会社を見たことはありませんか?IFRSではPLにおけるIFRSの開示は必須ではありません。IFRSにおけるPLは、どういった項目をどこに表示するかの自由度が日本基準と比較して高いのが特徴です。
2020年3月にIFRS Foundationより公表された「企業結合ー開示、のれん及び減損」(以下ディスカッションペーパーと呼びます)において検討されたのれんの減損テストの手法としてのヘッドルームアプローチを解説します。
取得と判定された企業結合における取得原価の算定方法をまとめました。 企業結合は様々な取引スキームが考えられることから、1つ1つのスキームに応じた判定を覚えるよりは、算定の大原則を覚えたほうが良いと思います。
初心者の方が割引率を計算する際に一番悩む論点、それがベータだと思います。ベータはTOPIXなどのインデックスと個別の株式のリターンの相関性を表す指標であり、エクセルを用いれば誰でも計算できます。
IAS36号ではのれん以外の減損損失については戻し入れを認めています。あまり実務上見かけることは少ないですが整理してみました。
DCF法における個別論点で頭を悩ますことが多いのが、退職給付に係る負債に関する取り扱いです。必ずしも確固たる考え方があるわけではないと思いますが、私見を交えつつ計算のロジックを解説していきたいと思います。
Twitter界隈で有給休暇が盛り上がっていたので、便乗してDCF法における有給休暇の取り扱いを整理してみました。なお、私も昨日初めて知ったのですが、有給休暇に関する負債は、正しくは有給休暇引当金ではなく未払有給休暇、有給休暇負債などの名称のようです。