落海 圭介– Author –
落海 圭介
代表社員
2005年に監査法人トーマツに入所。様々な業種の会計監査業務に従事。
2013年8月以降はデロイトトーマツコンサルティングファイナンシャルアドバイザリー合同会社、バリューアドバイザリー合同会社で価値算定業務に携わる。
2022年8月に当社を設立し、現在に至る。
公認会計士、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。
趣味はテニス。
-
減損テスト
IFRSの減損テストにおける資産のグルーピング
グルーピングとは、減損テストを行う単位を決定することです。減損テストは、帳簿価額と回収可能価額を比較して、帳簿価額>回収可能価額となった場合に減損損失を行い... -
企業価値評価
WACC計算におけるリスクフリーレートと負債コストの論点
WACCの計算におけるリスクフリーレートと負債コストの論点を取り上げます。 なお、前提条件としては、企業価値評価などの局面で無限のキャッシュフローの割引計算を行う... -
減損テスト
減損テストにおける将来キャッシュ・フローの推定(IFRS)
減損テストでは、使用価値や売却費用控除後公正価値を将来キャッシュフロー(以下、CFと略します)の割引現在価値で計算することが多いため、将来CFをどのように見積もる... -
マーケットデータ収集
WACC計算におけるリスクフリーレート、負債コストの取得方法
WACCを計算するときに使用する、リスクフリーレートと負債コストの取得方法を紹介します。これらの情報は国内であれば、基本的に無料の情報を容易に取得することができ... -
減損テスト
IFRSの減損テストで集計する簿価
のれんの減損テストなど、資金生成単位や資金生成単位グループでの減損テストの場合、資金生成単位等に関連する資産、負債のうちどの勘定科目までを集計すればよいか、... -
企業価値評価
企業価値評価における事業価値、企業価値、株式価値とは?
M&Aに携わっている方であれば、事業価値、企業価値、株式価値(株主価値とも呼ばれます)という用語を聞いたことがあると思いますが、ごっちゃになっていませんか?... -
減損テスト
日本基準の減損テストで使用する割引率
日本基準に基づく減損テストで採用する割引率は税引前の割引率であるなど、通常の企業価値評価の実務では採用しないような考え方に基づく割引率を計算する必要がありま... -
マーケットデータ収集
エクイティリスクプレミアムの取得先3選
WACCを計算するときには、マーケットデータの1つである、エクイティリスクプレミアムを入手する必要があります。今回はエクイティリスクプレミアムの入手先として、有... -
事例分析
DeNAの減損損失の事例分析
2020年2月5日にDeNAが"減損損失等の計上のお知らせ"の開示を行い、総額493億円もの巨額の減損損失の計上の公表を行っています。こちらの事例について、分析を行ってみた... -
減損テスト
日本基準の減損の兆候の例示と減損テストのタイミング
減損テストの実施は煩雑なため、会計基準では基本的に減損の兆候があった場合のみ実施を要求しています。 IFRSはのれんは毎期1回以上、減損テストを実施することを要求... -
PPA
PPAにおけるのれんの計算と資金生成単位への配分
のれんを各資金生成単位にどのように按分するのか、日本基準とIFRSを比較する形で整理しました。 -
企業価値評価
DCF法で使用する割引率(WACC)の計算例
WACCの計算を不動産デベロッパーの事例を用いて実際に計算してみました。
-
企業価値評価
WACC計算におけるサイズリスクプレミアムの実務
WACCの構成要素である、自己資本コストを計算するときの論点の1つであるサイズリスクプレミアムについて解説します。サイズリスクプレミアムは、企業規模が小さい企業=... -
マーケットデータ収集
企業価値評価におけるベータ(β)値の計算例
初心者の方が割引率を計算する際に一番悩む論点、それがベータだと思います。ベータはTOPIXなどのインデックスと個別の株式のリターンの相関性を表す指標であり、エクセ... -
企業価値評価
DCF法における継続価値(ターミナルバリュー)
DCF法では、通常は永久に事業活動を行う企業を前提として価値評価を行うため、事業計画期間以後の期間についても価値評価の対象とします。そして、継続価値とは、DCF法... -
会計処理
連結決算や企業結合におけるみなし取得日の考え方
買い手企業が買収対象会社の株式取得を行って子会社化した場合、買収対象会社は支配獲得日において買い手企業の子会社となり、当該日以降買い手企業の連結財務諸表に連... -
PPA
PPAで無形資産を計上した場合の税効果(繰延税金負債)の考え方
PPAで無形資産の識別を行った場合に繰延税金負債の計上が必要になるロジックを解説しました。 -
企業価値評価
エクセルのデータテーブルを使った感応度分析
このブログでは、エクセルのデータテーブル機能を使用したDCF法における感応度分析の方法を説明します。 DCF法を含めた企業価値評価の実務では、パラメータ1つで価値が... -
企業価値評価
企業価値評価における非事業用資産の考え方
企業価値評価の中でメインとなる論点は、事業価値、つまりは評価対象企業の本業から生み出される価値がいくらかです。 ただ、本業とは別に評価対象企業が保有している非... -
会計処理
のれんの税効果会計の考え方(日本基準、IFRS)
今回のブログでは、のれんの税効果会計を解説します。税効果会計は難解ですが、のれんの税効果は会計と税務の双方ののれんの概念や発生源を理解しておく必要があるため... -
企業価値評価
ベンチャー企業のバリュエーションにおける割引率
ベンチャー企業のバリュエーションを行う際の割引率についていくつかの出典をご紹介しています。ベンチャー企業の評価においてはリスクに見合った割引率の設定が重要になります。 -
会計処理
子会社株式の減損とのれんの減損の関係
昨今の株価の下落により、単体決算において、子会社株式や関連会社株式(以下「子会社株式等」と略します)の減損処理を行うケースが増えていると考えられます。子会社... -
企業価値評価
DCF法における期央主義
DCF法は将来キャッシュ・フローを割引計算する手法です。したがって、割り引く対象のキャッシュフローがいつ発生するのか、言い換えるとどれくらいの期間の割引計算を行... -
会計処理
ゴルフ会員権の会計処理と期末評価【IFRS&日本基準】
あまりスポットライトが当たることが少ないゴルフ会員権の期末評価を中心とした会計処理を取り上げます。会計処理のうち、取得時や名義書き換え料等の会計処理は、特段...